結婚式をするか、迷っているおふたりへ
「結婚式って、本当に必要ですか?」
これまで何度もいただいてきた問いです。
費用のこと。準備の負担。人前に立つ緊張。
迷う理由があるのは、とても自然なことです。
でも、たくさんの結婚式に立ち会ってきた立場として、正直にお伝えするなら。
私はやはり、「やったほうがいい」と思っています。

結婚式を終えたあと、多くの方が口にする言葉があります。
「やってよかった」
その理由は、派手だったからでも、盛大だったからでもありません。
ちゃんと区切りがついた、ちゃんと感謝を伝えられた、そう感じられたからです。
結婚式は、これまでを振り返り、これからを覚悟する日。
夫婦になるということを、自分たちの中にしっかり落とし込む時間なのだと思います。

親御様にとって結婚式は、子どもを送り出す大切な機会でもあります。
照れくさくて言えなかった想い。成長を実感する瞬間。
式後にふとこぼれる「やってよかったな」という一言には、さまざまな感情が込められています。
その時間は、日常の延長ではなかなか生まれません。
家族、親族、友人、仕事仲間。
大切な人たちが同じ場所に集まり、同じ方向を向いて祝福してくれる日。
それは人生の中で、そう多くはありません。
その景色を目にしたとき、初めて気づく想いがあります。
「こんなに支えられていたんだ」と。
この実感は、これから先の人生を支える力になります。

豪華でなくていい。大人数でなくていい。形にとらわれなくていい。
でも、“何もしない”という選択は、少しだけもったいないと感じています。
写真だけでは残らない空気。その場で交わす言葉。拍手の温度。
それらは、実際にその場に立った人にしか分からないものです。
結婚式をするかどうかを、今すぐ決めなくて大丈夫です。
でも、少しでも迷いがあるなら、その可能性を閉じてしまう前に。
浜名湖の穏やかな景色の中で、結婚式の空気を一度だけ感じてみてください。
想像だけでは分からない意味が、きっとそこにあります。
私たちは、無理に決断を迫ることはしません。
でも、背中は押させてください。
結婚式は、きっとやってよかったと思える一日になるからです。







